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<参院選青森>滝沢さん猛追かわす 小田切さん「力足りず」

再選を果たし、運動員から花束を受け取る滝沢さん=21日午後10時15分ごろ、青森市の事務所
敗戦の弁を述べる小田切さん(左)=21日午後10時20分ごろ、青森市の事務所

 青森選挙区は、自民党現職の滝沢求さん(60)が野党統一候補で立憲民主党新人の小田切達さん(61)に激しく追い上げられたものの、議席を死守した。「県民一人一人の声にしっかりと向き合っていく」。青森市の事務所で支援者らに決意を語った。
 6年前の初当選時は、野党の候補者が乱立したこともあり、圧勝で議席を得た。今回は野党統一候補との事実上の一騎打ち。心の中には常に危機感があった。
 街頭では「厳しい選挙戦。力を貸してほしい」と繰り返した。自民県連も所属県議らに票固めに努めるよう再三にわたって指示。強固な組織が一丸となって、最後まで気を緩めることなく駆け抜けた。
 4月の県議選から活動を本格化させ、参院選が終わるまでに県内を隅々まで歩き回った。有権者の声を胸に刻み「より元気でより強い青森県づくりに取り組む」と思いを強くする。
 各野党や連合、無所属の元衆院議員らと共闘態勢を構築し、急速な追い上げを見せた小田切さん。静まり返った青森市の事務所で「力不足で目的は達成できなかった」と頭を下げた。
 相手候補の背中は確実に捉えていた。演説では政権批判に徹し「まっとうな政治を」と強調。最低賃金の引き上げや憲法改正反対、原発ゼロを公約に掲げて支持を広げていった。
 野党勢力の結集を図りながら立民本部も大物弁士を続々投入。枝野幸男代表も2度にわたって青森県入りしたが、苦杯を喫した。


2019年07月22日月曜日


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