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<参院選岩手>横沢氏 終盤抜き去る

[よこさわ・たかのり]岩手県矢巾町出身。盛岡工高卒。会社員の傍らモトクロスバイクの選手で活躍。1997年に事故で脊髄を損傷し、チェアスキーに転向。2010年冬季パラリンピックバンクーバー大会日本代表。

 野党統一候補で無所属新人の横沢高徳氏(47)が初当選を果たした。3期18年の実績を掲げた自民党現職の平野達男氏(65)を猛烈に追い上げ、最終盤で抜き去った。
 車いすの横沢氏は「弱者目線の政治の実現」を訴え、農山漁村から都市部へ徐々に浸透を図る戦術で知名度不足を挽回した。
 小沢一郎衆院議員(岩手3区)の強固な後援組織がフル回転。達増拓也知事が遊説や個人演説会に同行し、大票田の盛岡市や県南都市部で無党派層を取り込んだ。
 「野党共闘の源流」を自任する立憲民主、国民民主、共産、社民の4党県組織も地方議員や労組が各地で票の取りまとめに奔走。「安倍1強政治」に対する批判票の掘り起こしに成功した。
 初代復興相を務めた平野氏は、東日本大震災からの復興加速や農林水産業の振興を訴えたが、旧民主党から自民へのくら替え、2015年の前回知事選で告示直前に立候補を取りやめたことでつきまとう不信感を拭い去れなかった。自民は27年ぶりの勝利を果たせなかった。
 NHKから国民を守る党新人の梶谷秀一氏(53)は支持を得られなかった。


2019年07月22日月曜日


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