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<参院選秋田>寺田氏 自民の壁破る

[てらた・しずか]横手市出身。早大人間科学部卒。東大生産技術研究所に勤務。2003年〜09年8月に寺田学衆院議員秘書を務め、09年12月まで川口博衆院議員秘書、13〜14年に寺田典城参院議員秘書。主婦。

 野党統一候補で無所属新人の寺田静氏(44)が、自民党現職の中泉松司氏(40)との接戦を制して初当選を飾った。県内の国政選挙で野党候補が自民候補を破るのは2009年の衆院選以来。
 寺田氏は「誰もが安心して暮らせる社会の実現」を掲げ、農業政策では戸別所得補償制度の復活を訴えた。立憲民主、国民民主、共産、社民各党の支持層をまとめる一方、無党派層も取り込んだ。
 秋田市が候補地となっている地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」については、住宅地に隣接する候補地への配備に反対を表明。防衛省への反発が広がる中で批判層を引き寄せた。
 中泉氏は県選出国会議員や地方議員による組織戦を展開。佐竹敬久知事と村岡敏英元衆院議員の支持を取り付け、保守層の結集を図った。
 地上イージスで与党に逆風が吹く中、党本部は閣僚や党幹部を連日応援に投入した。投票日前日も安倍晋三首相と湯沢市出身の菅義偉官房長官が来県する異例の支援態勢を組んだが、防戦をひっくり返せなかった。
 NHKから国民を守る党新人の石岡隆治氏(45)は支持を伸ばせなかった。


2019年07月22日月曜日


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