山形のニュース

<参院選山形>芳賀氏 巻き返し勝利

[はが・みちや]山形市出身。日大文理学部卒。1980年山形放送に入社。30年以上アナウンサーとして勤務し、テレビやラジオ番組に出演を重ね、報道制作局制作部専任部長などを歴任した。

 野党統一候補の無所属新人芳賀道也氏(61)が自民党現職の大沼瑞穂氏(40)らを破り、初当選を果たした。
 芳賀氏は地元局アナウンサー時代の高い知名度と人脈を武器に地元出身をアピール。序盤こそ大沼氏にリードを許したが、徐々に全域に浸透し、巻き返した。
 選挙戦では安倍政権下での憲法改正反対などを主張。大物政治家の応援を最小限にとどめ、政党色を抑えた草の根選挙で、幅広く政権批判票を集めた。
 農村部では選対本部長で農政通として知られる舟山康江参院議員(非改選)と共に官邸主導の農政を批判。戸別所得補償制度の復活・拡充を訴え、大沼氏を推薦した県農協政治連盟(県農政連)の票も切り崩した。
 大沼氏は、厚生労働政務官として取り組んだ乳児用液体ミルクの国内販売解禁などの実績をアピール。政権との太いパイプを強調し、安倍晋三首相も2度来援した。若い世代に一定程度浸透したものの農業者票など組織票の取りこぼしが響き、無党派層からの支持も伸び悩んだ。
 NHKから国民を守る党新人小野沢健至氏(49)は広がりに欠けた。


2019年07月22日月曜日


先頭に戻る