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<参院選福島>森氏貫禄 実績生かす

[もり・まさこ]いわき市出身。東北大法学部卒。1995年に弁護士登録。金融庁金融証券検査官を経て、2007年参院選で初当選。12〜14年に少子化担当相を務めた。18年10月から党女性活躍推進本部長。

 自民党現職の森雅子氏(54)が、野党統一候補の無所属新人水野さち子氏(57)らを破り、3選を果たした。高い知名度を武器に前哨戦から終始リードを保ち、東北で貴重な自民議席を死守した。
 森氏は、少子化担当相を務めた実績や政策立案能力をアピールした。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興に向け「政権与党の安定化が必要だ」と強調。県出身の公明党比例候補とも連動し、同党支持層の票も着実に積み上げた。
 自民は2016年参院選で現職閣僚が敗れており、党幹部や閣僚らを次々と投入して手厚く支援。県選出国会議員や県議、市町村議らもフル回転し組織票を固めた。
 水野氏は10月の消費税増税の反対や原発ゼロ社会実現を訴え、地盤の会津若松市で一定の支持を得た。
 立憲民主と国民民主、社民の各党と無所属国会議員、連合福島の5者協議会を中心に共産党も支援に回った。与党との対決色を前面に打ち出し、政権批判の受け皿を狙ったが、知名度不足から無党派層への広がりを欠いた。
 NHKから国民を守る党新人田山雅仁氏(35)は支持を得られなかった。


2019年07月22日月曜日


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