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八村「チャンスある」 バスケW杯8月31日開幕

日清食品ホールディングスとスポンサー契約を結び、記者会見する八村

 米プロバスケットボールNBAのウィザーズにドラフト1巡目指名された八村塁(宮城・明成高−ゴンザガ大出)が22日、東京都内で記者会見した。米国代表などと対戦が予定されるワールドカップ(W杯)中国大会(8月31日開幕)に向け、「勝てるチャンスはいっぱいある。これから代表の練習が始まるので楽しみ」と意気込みを語った。
 15日まで米国で行われた若手中心のサマーリーグでは3試合に出場し、1試合平均19.3得点。手応えをつかんでのNBA1年目に向け、「プレーオフに出られるよう勝ちに貢献したい」と目標を掲げた。1年後に迫った東京五輪に向けては「僕にとって大きなこと。バスケットを始めた頃に東京五輪が決まり、その時からNBAに行く夢とともに五輪に出たいと考えていた」と語った。
 ドラフト指名後、帰国して初めての記者会見で、日清食品ホールディングスとスポンサー契約を結んだと発表した。

◎最年少 エースの自覚十分

 八村は東京都内であった記者会見の会場にスーツ姿で現れると、一斉にカメラのフラッシュを浴びた。100人以上の報道陣を前に、はにかんだ表情を見せる。「(自分が)注目されるのは日本のバスケットボール界にとって良いこと」。本場で将来のスター候補として扱われる逸材は、悠然と構える。
 ウィザーズでは2年ぶりのプレーオフ進出を狙う。外でもプレーできるパワーフォワードとしての起用が見込まれ、「トレードでいい選手が集まっている。一試合一試合、どれだけ貢献できるか」と意気込む。
 今後は、日本代表合宿に参加し、8〜9月のW杯に出場する予定。代表では最年少となる可能性が高いが、能力は他を大きくしのぐ。「守備、攻撃、リバウンドと、いろんなプレーでリーダーシップを見せる」。エースの自覚は十分だ。
 東京五輪に向け力を試す場となるW杯では、米国との対戦が決まっている。「日本の持ち味をどれだけ出せるか楽しみ。勝てるチャンスはいっぱいある」。弱小国の日本に、夢をもたらす存在になろうとしている。(佐藤夏樹)


2019年07月23日火曜日


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