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<夏きらめく>2019南部九州インターハイ(上)王座奪還へ強く速く/バスケ男子 宮城・明成

OB戦でシュートを放つ山崎一=14日、仙台市青葉区の仙台大明仙バスケ・ラボ

 鹿児島など5県を舞台にした全国高校総合体育大会(南部九州インターハイ)が24日に開幕する。8月20日までの約1カ月間、全国からのアスリートが熱戦を繰り広げる。昨夏準決勝で涙をのみ、今年雪辱を期す東北の2校を紹介する。(射浜大輔)

 バスケットボール男子の明成(宮城)は2度目のインターハイ頂点を目指す。4年前に初制覇したチームには、今年のNBAドラフト1巡目でウィザーズに指名された八村塁がいた。今回は八村に憧れ、千葉の中学校から明成に進んだ198センチの1年シューター山崎一渉(いぶ)を主力に戦う。
 山崎一の台頭で192センチのフォワード越田大翔(たいと)がポイントガードに回った。先発5人の平均身長が190センチを超える大型チームだ。
 指揮を執る佐藤久夫監督は、全国高校選抜優勝大会を通算7度制してきた。公立の仙台で2連覇した時は、体格で劣っても運動量で対抗するバスケで全国の強豪と渡り合った。
 チームが大型化してもポリシーは変わらない。「激しいバスケは変えられないし、変えちゃいけないと思う」。常に球際の強さや速さを選手に求める。
 高校生離れしたシュート力がある山崎一に得点源としての期待がかかる。東北大会決勝の秋田・能代工戦は、3点シュート10本を沈め41得点と爆発した。
 試合ごとに好不調の波が激しいのも事実で、佐藤監督は「苦しい時に一渉に頼るようではまだまだ。コート上の5人が柱になることが必要」と高い能力を持つ選手全員の自立を促す。木村主将は「上級生も強さを見せなければならない」と自覚する。チーム一丸、夏の王座奪還を目指す。


2019年07月23日火曜日


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