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<参院選>東北各県知事 復興・人口減対策求める 丁寧な国会審議要望も

 21日に投開票された参院選の結果を受け、東北各県の知事は22日、各選挙区の当選者に対して東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興、人口減少対策を求めた。
 達増拓也岩手県知事は与党が2勝4敗と負け越したことについて「私が衆院議員の頃から、東北は改革派勢力が強い。有権者が震災を経験し、政治を突き詰めて考えるようになった」と分析した。
 岩手選挙区で当選した無所属新人を全面支援した。「元復興相の現職が一定の票を獲得したことは復興を進めてほしいとの県民の思いが反映されている。しっかり受け止め、県政でも復興を進める」と語った。
 内堀雅雄福島県知事は同日の定例記者会見で、改憲勢力が3分の2を割り込んだことに関して直接的な言及は避けたが、経済政策や社会保障、外交問題などを挙げ「日本が直面する重要課題をどう解決するかが問われた選挙。課題には憲法も含まれる」と強調した。
 「全国的に与党が過半数を獲得し、政権が一定程度信任された」との見方を示したのは村井嘉浩宮城県知事。「安定的な政治基盤が維持されるが、国会審議はこれまで以上に丁寧な対応を求めたい」と注文した。
 吉村美栄子山形県知事は、山形選挙区で当選した無所属新人に「地方のインフラ整備や少子化対策、東京一極集中是正など地方の元気につながる施策に取り組んでほしい」と期待した。
 佐竹敬久秋田県知事も、秋田選挙区の当選者に向けて「少子高齢化や人口減少問題、地域活性化などの課題が山積する秋田のため、活躍を期待する」との談話を出した。


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2019年07月23日火曜日


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