宮城のニュース

<仙台牛>全国最高位受賞 宮城・登米の畜産業佐々木さん快挙

牛舎の牛を見て回る佐々木さん=登米市迫町北方

 東京都中央卸売市場で開かれた第21回全農肉牛枝肉共励会で、宮城県登米市の畜産業佐々木敏朗さん(69)が生産した和牛が最高位の名誉賞を獲得した。全国の名だたるブランド牛を抑えての快挙で、地元の関係者からは「仙台牛の名を高めた」と喜びの声が上がっている。
 5日にあった共励会には16都県から和牛と交雑種約300頭の出品があった。名誉賞に輝いた牛は和牛去勢の「美津久」。母の父が「安福久」という良質な肉牛ができることで評判の血統で、佐々木さんが2017年12月に青森県の子牛市場で買い付け、約1年7カ月飼育した。
 審査では「内モモまできめ細かなさしが入り歩留まりが良く、筋肉の構成や体形バランスが素晴らしい」と高い評価を得た。枝肉重量570キロ。競りでは1キロ当たり1万1111円、約633万円で落札された。
 佐々木さんは、宮城県や全農宮城県本部などでつくる仙台牛銘柄推進協議会が6月に開いた「仙台牛枝肉共進会in東京」でも、2年連続で最高賞を受賞している。
 佐々木さんは登米市迫町北方の畜舎で、肥育牛約140頭、繁殖牛30頭を飼育。みやぎ登米農協(登米市)で肉牛部会長も務めている。
 佐々木さんは「全国で最高の賞を頂けるなんて思ってもいなかった。青森の繁殖農家が育ててくれた良い牛に恵まれた。仙台牛のブランドが全国に認められ、とてもうれしい」と話す。
 みやぎ登米農協の榊原勇組合長は「仙台牛のブランド力を高めてもらい本当にありがたい。佐々木さんは、肥育の飼養管理が特に秀でており素晴らしい。後継者の指導育成に、これからも頑張っていただきたい」とエールを送る。


関連ページ: 宮城 経済

2019年07月24日水曜日


先頭に戻る