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1964年東京五輪ポスター保管 栗原の男性「展示で盛り上げたい」

東京五輪ポスターを50年余り保管していた黒沢さん

 1964年東京五輪のポスターを、栗原市一迫の黒沢征男さん(75)が自宅に保管している。2回目となる東京五輪開幕まで24日であと1年。黒沢さんは「機運を盛り上げたい」と、地元の公共施設への展示を希望する。

 ポスターは、両端近くまである大きな赤丸、五輪マークと「TOKYO1964」の金文字が特徴。当時の報告書によると、61年の発行で計10万枚印刷された。グラフィックデザイナーの亀倉雄策さんの作品で、斬新さが国内外で話題を呼んだ。
 ポスターは、旧一迫町職員だった黒沢さんの同僚が、栗原市出身で元法相の故長谷川峻氏から譲り受けたという。
 貴重だったポスターは、五輪を盛り上げるため一迫公民館に展示された。「東京五輪音頭の練習会が毎日のように公民館であり注目を集めた」と懐かしむ。
 五輪閉幕後、黒沢さんは同僚に「大切に取っておきなさい」とポスターを託され、証書筒に入れて保管していた。昨年、東京五輪が開幕した10月10日にポスターの存在を思い出して押し入れを確認したところ、破損や色あせのない状態で見つかった。
 「当時の五輪を知る人に懐かしんでもらいたいし、地元で盛んなホッケー競技を盛り上げる話題にもしてほしい」と黒沢さん。地域の人が多く訪れる市一迫ふれあいホールに展示してもらえるよう、市の担当者と近く相談するという。


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2019年07月24日水曜日


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