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<高校野球宮城>仙台、投打かみ合う 気仙沼向洋に3−1

気仙沼向洋−仙台 7回表仙台1死一、二塁、坪田が左前適時打を放ち3−1とする

 ▽4回戦
仙   台001100100=3
気仙沼向洋001000000=1

 【評】仙台が完勝。1−1の四回、小林の中前適時打で勝ち越すと、七回は4番坪田のこの日2本目となる適時打で突き放した。安住、原田の継投も決まった。気仙沼向洋は主戦吉田凱が12奪三振の力投を見せたが、打線の援護を欠いた。

◎4番坪田3安打2打点 光る修正力

 先制打に中押し打。仙台は坪田が3安打2打点で4番の仕事を果たし、2年ぶりの8強入りを決めた。
 先制は三回の第2打席。2死一、三塁から真ん中高めの直球を逆らわず中前にはじき返す。五回の二塁打を挟み、七回は1死一、二塁で左前に運び3点目。「狙い球を絞ってしっかり振り抜けた」と喜んだ。
 第1打席は2死二塁の好機で遊飛。気仙沼向洋先発吉田凱の直球は思ったより伸びがあった。第2打席以降はグリップの位置を顔に近づけてタイミングの取り方を工夫。「間を変えたことで狙い通りの打撃ができた」。修正力の高さを発揮した。
 2回戦の塩釜戦、3回戦仙台二戦とも無安打。悩む2年生の主砲を、先輩たちは「俺たちの4番はお前」と励ましてきた。この日は17歳の誕生日。坪田は「最高の日になった」と感謝していた。
 準々決勝は仙台育英と当たる。「脇役でもいい。先輩たちのため、どんな形でも勝利に貢献したい」。謙虚な言葉にも、内に秘めた闘志を感じさせた。(山本武志)

<気仙沼向洋・主戦吉田凱、12Kの力投報われず>
気仙沼向洋の2年生主戦吉田凱は156球の力投も実らなかった。得点圏に走者を背負った場面で決め球に投げた直球を捉えられ、「外角でボール球にして振らせたかったが、甘く入ってしまった」と悔やんだ。
 敗れたものの、12奪三振は3回戦の古川黎明戦に続く2桁奪三振。能力の高さを示した。「もっとコントロールを磨き、体も大きくしてここに帰って来たい」と成長を誓った。


2019年07月24日水曜日


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