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<ベガルタ>村林いづみのアディショナルたいむ/双子チアリーダーデビュー 夢見た舞台、息ぴったり

今季デビューした双子のベガルタチアリーダー、Yuuさん(左)とMaiさん

 13日の鹿島戦で敗れるまでホーム6連勝とユアスタ仙台で強さを見せたJ1仙台。喜びの瞬間に彩りを添えてきたのがベガルタチアリーダーズです。ピッチではつらつとしたパフォーマンスを披露する彼女たちの中で人気を集めているのが18歳のルーキーコンビ、Yuu(ゆう)さんとMai(まい)さん。息もぴったりの動きを見せる2人。実は一卵性の「双子のチアリーダー」なのです。
 子どもの頃から家族で仙台を応援してきたという姉のYuuさんと妹のMaiさん。2人にとってスタジアムで踊る「お姉さん」は憧れの存在でした。小学2年からベガルタチアリーダーズスクールでダンスを習い、ジュニアユース、ユースとステップアップしてきました。
 今年1月、満を持してトップメンバーのオーディションに挑戦。このとき合格したのはYuuさんだけでした。Maiさんは練習生としてレッスンを積み、トップ昇格を目指す日々が始まりました。
 2月の浦和との開幕戦で一足先にデビューしたYuuさんは「誰もが立てるピッチではない」と身が引き締まる思いだったそうです。全力で踊るYuuさんを見つめながら、Maiさんは「悔しい思いはあったけれど、一日も早くサポーターの皆さんと一緒にチームを応援したい」との思いを強くしました。
 持ち前の粘り強さを発揮したMaiさんは厳しい練習を乗り越えて、5月にトップメンバーに昇格。Yuuさんは「悔しがっている姿も、自宅で一生懸命練習している姿も見ていた。自分のことのようにうれしかった」と声を弾ませ、Maiさんも「子どもの頃からの夢。実際に2人でピッチに立つ姿は想像できなかった」と瞳を潤ませます。姉妹の夢が今まさにピッチの上で輝いています。
 スタジアムは子どもたちの夢をはぐくむ空間。クラブ創設25周年を迎えた仙台が歴史を重ねる中で、選手だけではなくチアリーダーでも下部組織出身の「チーム生え抜き」が育っています。この夏もユアスタ仙台で多くの夢が生まれ、その憧れが未来に大きく花開きますように。
(フリーアナウンサー)


2019年07月24日水曜日


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