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<東京五輪ホストタウン>宮古市−ナミビア 二つの祭典通じ理解深化

子どもたちとサケの稚魚を放流するルスウェニョ駐日大使=4月16日、宮古市の津軽石川河川敷

 2020年東京五輪・パラリンピックを地域の活性化、国際交流につなげようと、全国の自治体が、大会参加国・地域のホストタウンとして登録している。事前合宿の受け入れ、子どもたちの相互訪問など取り組みは多彩だ。東北でも多くの市町村が手を挙げた。

 宮古市は9月に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会でもナミビアのキャンプ地に名乗りを上げた。二つのスポーツの祭典を通じて相互理解を深める。
 4月に市内を視察したモーベン・ルスウェニョ駐日大使はサケの稚魚放流会にも参加し「ナミビアと宮古は一つ。互いに協力していきたい」と呼び掛けた。
 6月には市内27の小中学校で給食にナミビア料理が登場。子どもたちはカツレツやターメリックライスを味わいながら、はるかアフリカ南西部の国に思いをはせた。
 東京大会の期間中は、市を挙げてナミビアを応援する。市民が競技会場に駆け付けるのはもちろん、地元でのパブリックビューイングや交流イベントを計画している。
 世界最古とされるナミブ砂漠が国名の由来だが、たびたび洪水の被害に見舞われてきた。防災への関心が高いお国柄で、市は東日本大震災の教訓を生かした交流も重視する。
 市教委生涯学習課の田中富士春課長は「大会に向けた取り組みは国際理解を深める機会になる。終了後も継続的に交流していきたい」と話す。


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2019年07月24日水曜日


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