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<夏きらめく>2019南部九州インターハイ(下)体格差生かしV狙う/ハンドボール女子 岩手・不来方

力強いフォームでシュートを放つ藤原=19日、岩手県矢巾町民総合体育館

 鹿児島など5県を舞台にした全国高校総合体育大会(南部九州インターハイ)が24日に開幕する。8月20日までの約1カ月間、全国からのアスリートが熱戦を繰り広げる。昨夏準決勝で涙をのみ、今年雪辱を期す東北の2校を紹介する。(射浜大輔)

 伝統の粘りに、高さという新しい武器が加わった。3月にあったハンドボール女子の全国高校選抜大会。不来方(岩手)は出場41チーム中最も高い平均身長164センチのチームで臨んだ。
 結果は準決勝で明光学園(福岡)に敗れて3位。阿部史歩主将は「あと一歩が遠い」と悔しがる。インターハイも2年連続3位に終わっており「一つ先の決勝の舞台で戦いたい。そして勝ちたい」。阿部主将は夏に向けて意欲を燃やす。
 体格の優位性を前面に押し出し、激しい接触プレーを徹底して相手の消耗を誘う。「終盤の苦しい場面で生きてくる」と大沢勝監督。大学の強豪、富士大と練習試合を重ねて体の使い方を学んできた。
 レフトバックを務める2年の藤原ひなたが大黒柱だ。173センチの上背を武器に、精度の高いシュートを相手のブロック越しに放つ。U−18(18歳以下)日本代表にも選出され、代表チームで腕を磨いてきた。「得点を求められるポジション。自分が引っ張っていく」と頼もしい。
 試合終盤のさまざまな状況を想定し、実戦形式の練習を積み重ねてきた。集中力が切れたプレーを見せようものなら、すぐに大沢監督の雷が落ちる。
 「きつい練習だけど、最後にシュートを決めるためなら頑張れる」と阿部主将。九州で壁を乗り越えるつもりだ。


2019年07月24日水曜日


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