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<参院選秋田>寺田氏投票8割が「地上イージス反対」 期日前・河北新報社調査

 21日に投開票が行われた参院選の秋田選挙区(改選数1)は、秋田市の陸上自衛隊新屋演習場を候補地とする地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」が攻防の焦点となった。河北新報社が選挙期間中に県内5市の期日前投票所で実施した出口調査は、新屋への配備に「反対」「どちらかと言えば反対」との回答が全体の半数を占めた。この6割超が初当選を果たした無所属新人の寺田静氏(44)に流れた。
 選挙戦は寺田氏と自民党現職中泉松司氏(40)の事実上の一騎打ち。新屋配備反対を明確に訴えた寺田氏に対し、中泉氏は配備の賛否に踏み込まず、重大ミスを繰り返す防衛省の批判にとどめた。
 調査では、地上イージスの国内配備の是非と、新屋への配備の賛否を尋ねた。
 国内配備について、寺田氏に投票した有権者のうち、「不要」「どちらかと言えば不要」と回答した割合が77.1%だった。一方の中泉氏に投票した有権者は「必要」「どちらかと言えば必要」が54.5%と半数を超えた。
 新屋配備に関しては、寺田氏に投票した有権者で「反対」「どちらかと言えば反対」と回答した人は82.1%に上った。候補地を抱える秋田市内に限定すると9割を超した。
 寺田氏に投票した自公支持層の回答も、反対が賛成を上回った。配備計画に反発する有権者の票を、与党支持者からも寺田氏が引き寄せたことがうかがえる。
 中泉氏に投票した有権者のうち、「反対」「どちらかと言えば反対」は30.6%。「賛成」「どちらかと言えば賛成」は40.5%と反対を上回った。他は「分からない」だった。

[調査方法]7月13〜15日に秋田、能代、横手、大館、由利本荘の秋田県内5市の期日前投票所で出口調査を行い、計200人の有権者から回答を得た。


2019年07月24日水曜日


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