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<バド・ジャパンOP>桃田、連覇へ好発進 勝負どころで主導権、敗戦糧に苦しんで突破

男子シングルス1回戦、デンマーク選手を破った桃田

 2020年東京五輪のテスト大会を兼ねたバドミントンのジャパン・オープンは23日、調布市武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕して各種目の1回戦が行われ、男子シングルスで2連覇を目指す世界ランキング1位の桃田賢斗(NTT東日本、福島・富岡高出)はハンスクリスチャン・ビティンフス(デンマーク)を2−0で下し、2回戦に進んだ。

 世界ランキング1位の桃田が、苦しみながら初戦を突破した。試合後のガッツポーズが、2−0のスコア以上に内容の厳しさを物語っていた。
 第2ゲームの17−17の場面。2回戦で敗退した先週のインドネシアOPが頭をよぎる。要所で弱気になって負けた反省から、この日は「しっかりコートの奥に(ショットを)押していこうと思えた」。
 相手のクリアに対し、フォア奥からクロスに鋭いスマッシュを決める。勝負どころで一歩前に出て主導権を握ると、粘る相手を22−20で振り切った。「ファイナルゲームになれば嫌な雰囲気になり、どっちが勝つか分からなかった」とほっとした様子だ。
 第1ゲーム出だしはギアを上げ、12−1と大量リード。しかし、点差が開いて消極的になったか、7連続失点するなど一時1点差まで迫られた。「(悪い)流れのまま、2ゲーム目も厳しい戦いになった」。打点が下がって返球が甘くなり、強打を浴びた。
 最後は再びスピードを上げ、優勝候補の意地を見せた。「1ゲーム目のように足を動かし長いラリーに持ち込みたい」。2回戦へ修正点ははっきりしている。
 東京五輪まで1年。「初心に返り、一球一球貪欲にプレーする」。金メダル候補が気持ちを新たにしていた。
(佐藤夏樹)


2019年07月24日水曜日


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