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アイリスオーヤマ、学校・公園の芝生化推進 JFAとパートナーシップ

パートナーシップ契約締結を発表した田嶋会長(左)と大山会長(中央)ら

 アイリスオーヤマと日本サッカー協会(JFA)は24日、競技の普及や次世代選手の育成に共同で取り組むパートナーシップ契約を締結した。スポーツ施設向け事業を行う同社が、JFAの進める学校や公園の芝生化に協力。自治体向けに人工芝などを販売し、グラウンドの芝生化といった欧米に後れを取る施設面の環境改善を図る。

 アイリスは契約締結を機に、都道府県サッカー協会を通じて運動施設を持つ自治体への営業を促進。園庭や校庭の芝生化のほか、スタジアム整備などを売り込む。JFAの人工芝ピッチの公認制度も活用する。
 JFAはユース年代やプロといった幅広い競技層で蓄積した知見、ノウハウをアイリスと共有。選手や観客のニーズに合った設備の提案など製品開発に協力する。サッカーに適した人工芝の開発も進める。
 アイリスは3月、スポーツ施設の設備市場に本格参入した。人工芝のほかスタジアムとアリーナ用の発光ダイオード(LED)照明、観客用の椅子などをそろえる。目標売上高は初年度30億円、5年後に100億円強を掲げる。
 契約締結は同日、東京・本郷のJFAハウスで両者が記者会見して発表した。アイリスの大山健太郎会長は「人工芝を製造する子会社は日本で一番古く、実績がある。夜間も練習できるLED照明などを含め、グラウンド整備の充実に貢献していきたい」と意気込んだ。
 JFAの田嶋幸三会長は「人工芝や照明は価格が高く導入を諦めるケースもあったが、アイリス製品は安価に整備できる点が魅力。特に人工芝は女子サッカーの発展にネックだった擦り傷などのけがを抑制できる」と期待した。
 JFAと同様のパートナーシップ契約を結ぶ企業はトヨタ自動車など4社。


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2019年07月25日木曜日


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