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「自分だけの物語 森で発見」 宮城学院女子大で「サマーカレッジ」 児童、自然に触れ表現磨く

子どもたちと会話を重ね、物語を作る石田さん(右から2人目)ら=20日、宮城学院女子大

 小学生にキャンパスを開放し、自然や学問の面白さを味わってもらう宮城学院女子大の「サマーカレッジ」が20、21日、仙台市青葉区の同大であった。宮城県内の児童約70人が参加し、散策や創作活動などを楽しんだ。
 20日は神戸市の小説家石田香織さん(43)ら3人を講師に招き、表現講座が開かれた。テーマは「森の中で見つける、自分だけの物語」。子どもたちは緑豊かな遊歩道を散策し、森で会いたい人やイメージしたことを絵に描いた。
 絵は「こびとのサンタクロース」「キノコが生えた木」「未来の自分」などさまざま。石田さんは「絵のイメージを広げ、考えたことを話すうちに物語が始まる」と説明。絵について質問を重ねると、子どもたちから「黒と白以外の全部の色のサンタが遊びに来るよ」「木に『退屈?』と聞いてみたい」と独創的な答えが次々に飛び出した。
 21日は同大の教授らが声楽や社会人類学、建築学など専門を生かした授業をしたほか、卒業生らが弦楽演奏を披露した。
 カレッジは東日本大震災の復興支援として2011年に始まり、今年で9回目。教員と学生が協力して準備や運営を担っている。
 校長を務める戸野塚厚子副学長は「キャンパスの豊かな自然を生かし、毎年さまざまな企画をしている。子どもたちに夏の始まりを楽しく過ごしてほしい」と話した。


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2019年07月25日木曜日


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