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<高校野球宮城>仙台南 終盤猛攻 公式戦初アーチ、2年生中沢活躍

松島―仙台南 1回表仙台南1死二塁、中沢が右越えに先制の2点本塁打を放つ

高校野球宮城大会第11日は24日、石巻市民球場で4回戦2試合が行われ、東北学院榴ケ岡と仙台南が準々決勝に進み、8強が出そろった。東北学院榴ケ岡の8強入りは4年ぶり、仙台南は21年ぶり。
 東北学院榴ケ岡は中盤以降に得点を重ねて古川を7−2で破った。仙台南は投打がかみ合い、7−0で松島を退けた。
 25日は仙台市民、石巻市民の両球場で準々決勝4試合が行われる。

 ▽4回戦

仙台南200000131=7
松 島000000000=0

 【評】仙台南が終盤に突き放した。一回の中沢の右越え2点本塁打以降は無得点が続いたが、七〜九回に8安打を連ねて5点を奪った。松島は要所で相手の堅守に阻まれ、一人で投げ抜いた松渕を援護できなかった。

 ○…仙台南は2年中沢が3安打3打点の活躍で、1998年大会以来21年ぶりの8強入りに貢献した。
 一回は公式戦初アーチが先制の2点本塁打に。「風に乗って打球が伸びた。入ると思わなかったのでうれしい」。右翼席に飛び込んだ一振りを振り返る。七回は右前打が貴重な追加点を生んだ。
 3回戦の守備で飛球を追い掛けた際に内野フェンスに激突。右手首を打撲していた。この日も痛みはあったが「力みがなくなっていいスイングになった」。前向きに取り組んだことが活躍につながった。

 ○…松島主戦松渕、球威落ち力尽きる 松島の主戦松渕が終盤に力尽きた。「後半は球威が落ちていた。いい球が投げられず、情けない」と悔しがった。
 3回戦で宮城大会史上初の延長十三回タイブレークを一人で投げ抜いてから中2日。「最後はきつかった」と疲労感は隠せない。一回の先制本塁打、七回の追加点はいずれも一番自信のあった直球をはじき返された。
 打線は仙台南の鍛え抜かれた堅守にはね返された。4番の大山主将は「打球が野手の正面を突き、ついていないと感じた。チャンスは必ず来ると思っていたが」とうつむいた。


2019年07月25日木曜日


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