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<高校野球宮城>学院榴ヶ岡快勝

高校野球宮城大会第11日は24日、石巻市民球場で4回戦2試合が行われ、東北学院榴ケ岡と仙台南が準々決勝に進み、8強が出そろった。東北学院榴ケ岡の8強入りは4年ぶり、仙台南は21年ぶり。
 東北学院榴ケ岡は中盤以降に得点を重ねて古川を7−2で破った。仙台南は投打がかみ合い、7−0で松島を退けた。
 25日は仙台市民、石巻市民の両球場で準々決勝4試合が行われる。

 ▽4回戦

東北学院榴ケ岡 7―2 古川

仙台南 7―0 松島


 ▽4回戦

古     川
   020000000=2
   10012102×=7
東北学院榴ケ岡

 【評】東北学院榴ケ岡が快勝した。2−2の五回2死二、三塁から山中の左前2点打で勝ち越すと、六回は鴻巣の適時打、八回はスクイズなどで突き放した。古川は5失策が痛かった。

古川―東北学院榴ケ岡 5回裏東北学院榴ケ岡2死二、三塁、山中に勝ち越しの2点打を許し、汗を拭う千坂(右)と捕手高橋寛

◎「全て出し切った」5回、自信の直球打たれる 古川・千坂

 豪腕の夏が終わった。古川・千坂が4回戦で大会を去る。自責点0の敗戦に「全てを出し切った。悔いはない。でも、甲子園に行きたかった」。精いっぱいの言葉を絞り出した。
 悔やんだのは五回の投球だ。無死一塁で投前の犠打を二塁へ悪送球して傷口を広げる。再び犠打で二、三塁とされ、2番鈴木は三振で2死までこぎ着けたが、山中に勝ち越しの2点打を許してしまった。
 打たれたのは自信があった直球。「腕が振り切れず真ん中に入ってしまった」と肩を落とした。
 昨秋の東北大会は3試合に登板。力で押す投球で4強入りの原動力になった。選抜大会の21世紀枠候補となったが選出されず「これまで以上に腕を磨いて夏に出てやろうと燃えるきっかけになった」。ウエートトレーニングに力を入れ、速球の威力はさらに増した。
 大学に進学して野球を続ける。「まだ自分の野球人生は終わってない。上のステージで成長し、多くの人に影響を与えられる選手になる」と再起を誓った。(大谷佳祐)

 ○…コンパクトな打撃で好投手攻略 東北学院榴ケ岡はコンパクトな打撃で好投手千坂を攻略した。単打のみ9本に八つの犠打飛を絡めて7得点。六回に貴重な適時打を放った鴻巣は「相手のリズムには乗らない攻撃ができた」と胸を張った。
 各打者が工夫を凝らした。1打席目で変化球につられて三振に倒れた鴻巣は狙いを直球に絞り、軽めのバットに替えて2安打。五回に勝ち越し打を放った山中も「当てて転がせばなんとかなる」と低めの変化球に食らい付き、しぶとく三遊間を破った。
 水戸監督は「打てる球だけを打て」とシンプルな指示を出していた。「打席での集中力が見事。思った以上に打ってくれた」とナインの奮闘をたたえた。


2019年07月25日木曜日


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