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<高校野球岩手>きょう決勝 大船渡旋風 期待高まる

岩手・大船渡高の佐々木投手の投球を見守るファンで埋まったスタンド

◎エース佐々木好調/準決勝は15K完封

 1984年以来の甲子園まで、あと1勝。24日に盛岡市の岩手県営野球場であった全国高校野球選手権の岩手大会準決勝で、最速163キロの右腕佐々木朗希投手(3年)を擁する大船渡が5−0で一関工を下して決勝進出を決めた。「大船渡旋風」の再現を期待する応援席の熱気も最高潮に達した。
 大船渡は一回1死二、三塁から主砲でもある佐々木の適時打などで2点を先取し、その後も小刻みに加点。佐々木は15奪三振の完封劇を演じた。
 投打がかみ合っての快勝に、生徒と父母ら約600人が陣取った三塁側応援席もヒートアップ。九回に佐々木が最後の打者を三振に打ち取ると、抱き合って喜んだ。
 「私たちの時代は根性野球だったが、今は考えながら野球を楽しんでいる」。春夏連続で甲子園に出場し、旋風を巻き起こした84年当時の1番打者木下清吾さん(52)は選手たちを頼もしげに見つめる。
 この日、2安打2打点と活躍した5番木下大洋外野手(3年)の父親でもあり「決勝もこれまで通り、自分たちの野球を貫いてほしい」と期待を込めた。
 大船渡は、佐々木が出場しなかった久慈との準々決勝も制した。野球部父母の会会長の和田浩之さん(54)は「選手たちは試合ごとに成長している。ここまできたら甲子園に行ってほしい」と夢を託した。


2019年07月25日木曜日


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