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福島・会津でクマによる人身被害4件 緊急対策会議で巡回や鈴の貸与提案

クマ対策について協議した会議=会津若松市の福島県会津若松合同庁舎

 福島県会津地方振興局は24日、管内でツキノワグマによる人身被害が相次いでいることを受け、会津地域13市町村の担当者を集めた緊急対策会議を会津若松市で開いた。観光客や帰省客が安心して地域を訪れることができるよう、対応に万全を期すことを確認した。

 県によると、クマによる管内の人身被害は本年度4件発生し、5人がけがをした。2018年度はゼロ。過去10年では10年度の9件(けが9人)が最多だった。
 山菜採りで被害に遭うケースが多かったが、近年は登山中や遊歩道散策中など人里での被害が増えているという。本年度は外国人旅行者や県外からの観光客も被害に遭った。
 会議で県は従来の電気柵などの設置に加え、出没危険箇所の朝晩の巡回、観光客に携帯してもらうクマ鈴の旅館などへの無料貸与など緊急対策を提案した。観光関係者も対象にした専門家による研修会を30日に、市内で開くことも説明した。
 県の担当者は「観光客への過度な注意喚起は逆に客足を遠のかせる。クマが観光エリアに近づかないような環境づくりが大事だ」と話した。


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2019年07月25日木曜日


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