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<福島第1原発事故>Futabaのいま 英語動画で発信 全町避難の福島・双葉町

JR双葉駅新駅舎の整備工事の空撮映像も盛り込んだ配信動画

 東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県双葉町は、町の復興の現状を英語で伝える動画配信を始めた。2020年春の一部区域の避難指示先行解除を目指す町は、海外への正確な情報を発信し根強い風評被害の払拭(ふっしょく)、外国人の来訪者増につなげたい考え。

 第1弾は伊沢史朗町長のメッセージ(約6分)と町の歩み(約11分)、小型無人機ドローンで空撮した町内の定点観測6本(各約3分)。町ホームページと動画投稿サイトのユーチューブで公開した。
 伊沢町長はメッセージの中で、帰還困難区域の一部を除染して再び住めるようにする特定復興再生拠点区域の整備が22年春の居住開始を目標に始まったことを紹介。
 「放射能汚染で人が戻れない場所という固定化したイメージが世界に強くある。帰還できる取り組みがスタートした。日々変化する町を伝えたい」と語る。
 6月27日の配信開始の2日後にアカウント停止で視聴不能になり、今月17日に再開された。ユーチューブを運営するグーグルは利用者からの通報や自動検知機能で不適切な動画の審査対象になると、スタッフが確認してガイドライン違反の有無を判断するが、判断を誤る場合があるという。
 ネットなどには誤解に基づく情報もあるとして町の担当者は「まずは現状を正しく知ってもらいたい」と話す。今後、支援に対する町民の感謝の声を収録した既存の動画に英語字幕を付けて順次配信する。


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2019年07月25日木曜日


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