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宮城県内の二輪死亡事故が大幅増 前年同期の倍以上、夏場に多発傾向で県警が注意

 宮城県内でバイクやオートバイの事故による死者が前年に比べ、大幅に増えていることが県警のまとめで分かった。二輪車の事故は例年、本格的なツーリングシーズンとなる夏場に多発しており、県警が注意を促している。
 県警によると23日現在、県内で起きた二輪車の事故による死者は7人=表=。前年同期(3人)の倍以上に増えた。6月には、岩沼市の県道交差点で大型オートバイが大型トラックと衝突し、50代の男女2人が一時意識不明の重体となる事故もあった。
 県警の分析によると、2009〜18年の10年間にあった二輪車事故の死傷者は、40〜50代が増える傾向にある。特に、排気量401cc以上の大型オートバイの事故は、40〜50代が全体の約42%を占める。
 仙台市内の二輪車販売店関係者によると、近年、40、50代になって再び二輪車に乗ろうという「リターンライダー」による購入や相談が増えているという。
 県警交通企画課の幹部は「若い頃の感覚で長距離運転をした結果、体力がついていかず、事故を起こしてしまったというケースが多い」と言う。
 梅雨明け以降の7〜9月は例年、夏季休暇を利用し長距離移動するライダーが増え、二輪車事故の死亡者が年全体の4割に上る。今月16日、栗原市の東北自動車道で発生した大型オートバイの事故で死亡した男性(32)は福島県から運転してきたライダーだった。
 県警交通企画課によると、運転手らを守る車体空間やエアバッグのない二輪車の事故は全交通事故の平均と比べ、当事者が死亡する割合が約1.7倍になるという。
 同課幹部は「ライダーは余裕をもった計画を立て、小まめな休憩やプロテクターの装着など自分の身を守る工夫を心掛けてほしい」と呼び掛ける。


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2019年07月26日金曜日


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