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<高校野球宮城>仙台育英 笹倉が6回4安打、好機与えず

仙台育英−仙台 仙台育英先発の笹倉=仙台市民
仙台育英−仙台 3失点しながらも9回を投げ切った仙台の鎌田

 ▽準々決勝(仙台市民)

仙台育英003000000=3
仙  台000000000=0

 【評】仙台育英が零封勝ちした。先発笹倉が6回4安打と好投し、伊藤と鈴木千も反撃機を与えなかった。打線は三回に入江の左越えソロ本塁打などで3点を先取したが、その後は決め手を欠いて14残塁。仙台は打線がつながらなかった。

◎仙台の鎌田、180球大健闘

 仙台は2年生左腕鎌田が仙台育英打線に真っ向から立ち向かった。敗れはしたが、3失点完投は大健闘と言える。悔しさをかみしめつつも「応援してくれた先輩たちに感謝したい」と胸を張った。
 チームでは4番手の投手。「仙台育英に見せていない隠し球的存在」(石垣監督)というのが、先発起用の理由だった。
 だからこそ失うものはない。最初から思い切って腕を振った。三回こそ先頭の入江に一発を浴び、笹倉にも適時打を許すなど3失点したが、毎回のように走者を背負いながら瀬戸際で踏ん張り続けた。12四死球を与えたが、荒れた制球が逆に的を絞らせなかったと言えるだろう。
 「行けるところまで行ければ」(石垣監督)。そんな試合前の算段をいい意味で裏切った。終わってみれば180球完投。立派に試合をつくってみせた。
 「私学を倒すために仙台に入った」。向こう気の強さが左腕の武器だ。この経験は貴重なものになるだろう。「秋の大会で結果を出して選抜を目指す」。闘志は十分だ。
(岩崎泰之)


2019年07月26日金曜日


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