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にぎわい呼ぶ宿泊所 釜石に公設民営型オープン

地元住民に餅をまいて祝った宿泊施設のオープン

 岩手県釜石市箱崎白浜に25日、廃止された保育所を改築した公設民営型の宿泊施設「御箱崎の宿」がオープンした。地元住民も運営に関わって交流人口の拡大を図り、東日本大震災の津波で大きな被害を受けた漁村集落の活性化を目指す。
 施設は木造平屋で床面積約130平方メートル。少子化で2010年3月に閉鎖した市立保育所を約3000万円かけて改築した。4人用の客室が2室あり、内装には浮玉を使った照明や番屋風の壁板などをしつらえた。
 民宿などと同じ簡易宿所と位置付け、地元の観光まちづくり会社「かまいしDMC」が指定管理者となる。漁具作りなどの体験学習や食事の提供に住民が協力する。
 箱崎白浜は津波で約110戸あった住宅の半数が流失し、44人が犠牲になった。町内会長の佐々木孝郎さん(71)は「震災後、人口減が続く地域にとって宿泊施設は明るい希望。宿泊客と住民で楽しみを共有したい」と期待した。
 宿泊料金は1泊2食で1人8400〜9000円。連絡先は御箱崎の宿090(4636)8540。


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2019年07月26日金曜日


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