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南相馬・時速60キロの有人ヘリ探知実験 無人機衝突回避に成功

有人ヘリとの衝突を回避した中型無人ヘリ

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)など9者は25日、南相馬市原町区の福島ロボットテストフィールド試験空域で、時速40キロの無人機が時速60キロで向かって来る有人ヘリコプターを探知し、自律的に衝突を回避する実験に成功した。世界初の実証だという。
 自律管理装置やレーダー、カメラを取り付けた中型無人ヘリ(全長3.7メートル、重さ約110キロ)が試験空域の洋上を飛行。正面から来るヘリを3分前にレーダーで探知し、約20秒前に右に旋回してから元の経路に戻った。
 実験を通して物流を担う複数の無人機が都市部で飛行できる環境づくりや、災害時にドクターヘリなどと無人機が活躍できる社会を目指す。
 開発に参画したSUBARU(スバル)航空宇宙カンパニー技術開発センター自律システム設計部の山根章弘部長は「有人機から無人機は発見しづらく、無人機側が回避しなければならない。小型無人機(ドローン)でも可能なようセンサー類の小型軽量化とともに安全な回避方法を探りたい」と話した。


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2019年07月26日金曜日


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