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高齢者にタクシー助成券 二本松市が免許返納促す実験

 福島県二本松市は25日、75歳以上の高齢者らにタクシーの運賃の一部を助成する実証実験を、9月から2カ月間実施すると発表した。高齢ドライバーによる危険運転が社会問題化していることを踏まえ、運転免許証の自主返納を促す狙いもある。
 助成の対象は市内に住所があり、来年3月31日までに75歳以上になるか免許を自主返納した人。申請すると10枚つづりのタクシー助成券(1枚300円)を受け取れる。
 利用は午前7時〜午後6時で、市内の事業者2社のタクシーに限る。助成券は1回の乗車につき1枚だけ使うことができる。小売店や医療機関、金融機関、公共施設などとの行き来を想定し、娯楽施設への移動は対象外とする。
 市内では路線バスや予約制の乗り合い型タクシーが運行されているが、コースや時間が決められているデメリットがある。今回の実証実験で、より機動的に運行できるタクシーの利活用策を探り、高齢者や免許自主返納者ら交通弱者の移動支援につなげる。
 三浦一弘総務部長は「免許自主返納者のタクシー利用実態を調べ、どのような施策を展開できるかを検討していきたい」と話した。


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2019年07月26日金曜日


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