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<入試のツボ>弱点や課題の克服を

◎大学受験・「差」を埋める夏

 夏休みは1年で最も長い休みだ。この時期をどのように過ごすかで、その後の高校生活に大きな差が出てくる。大学受験を考えているなら、なおさらだ。
 学校の課外授業はあっても、基本的に学校の授業は止まる。それは、自分が本当にしたかった勉強ができるということだ。
 普段大量に出される宿題や部活動などに追われ、弱点になっていても放置している教科や、さらに理解を深めたいと思っていても、時間をかけられない部分があるはずだ。休み前に行われる模試の結果で、それらは鮮明になる。
 大切なのは、弱点や理解を深めたい課題に長期の休みを使って真剣に取り組むことだ。
 高校1、2年生の中には、「いつか取り戻せる」と、解決を先延ばししようとする生徒もいるかもしれない。しかし、大学受験は高校受験のようにはいかない。厳しい話をすれば、その「いつか」は訪れない。取り戻そうと覚悟を決めたときには、現役での合格は手遅れになっていることも考えられる。
 以前も取り上げたが、大学受験は全国規模である。首都圏などで、熾烈(しれつ)な競争を経て中高一貫校に入学している生徒たちは、大学受験に向け早め早めに準備をしている。
 ただでさえ大きな後れを取っているのを自覚し、先延ばしにするのでなく、今できることにしっかりと向き合ってほしい。早めに大学受験に向けて動いている生徒との「差」を、少しでも埋める夏にしよう。
(河合塾NEXT泉中央教室・進藤誠教室長)


関連ページ: 宮城 社会 入試のツボ

2019年07月27日土曜日


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