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公園の芝刈りロボにお任せ 南相馬市、実証実験スタート

海浜公園で始まった自動芝刈りロボットによる実証実験

 自動芝刈りロボットによる公園管理の実証実験が南相馬市原町区の北泉海水浴場入り口の市海浜総合公園で始まり、26日に公開された。自治体管理の公園での実証は初めてという。10月末まで実施し、安全面やコスト面を評価する。
 緑化機器製造のハスクバーナ・ゼノア(埼玉県川越市)や市などが、同社製のロボット(長さ72センチ、幅56センチ、高さ31センチ、重さ13キロ)を使い約6000平方メートルの公園内で検証する。
 充電式のロボットは、地上に張った電線の範囲内を時速約2キロで動く。人や障害物に触れるとバックして方向を変える。衛星利用測位システム(GPS)が付き、稼働させる曜日や時間などをスマートフォンで遠隔操作できる。
 動作を記憶し、むら無く作業する。刃の地上高も変更可能。生い茂った地点では、らせん状に動いて集中的に刈る。盗難に遭うとアラームが鳴ったり、GPSによる追跡機能が働いたりする。
 人による作業に比べ3割以上コスト削減できるというデータもあり、市は実験を受けて来年度以降の導入を検討する。
 北泉海水浴場は今夏、9年ぶりに海開きした。同社は「伸びる前に定期的に刈り込むため、芝の集積や廃棄が不要。東日本大震災の津波被災地で増えている緑化公園などで活用が見込める」と話した。


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2019年07月27日土曜日


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