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<バドミントン・ジャパンOP>桃田4強入り 全力尽くしライバル下す

男子シングルス準々決勝でシャトルを打ち返す桃田(川村公俊撮影)

 2020年東京五輪のテスト大会を兼ねたバドミントンのジャパン・オープンは26日、調布市武蔵野の森総合スポーツプラザで各種目の準々決勝が行われ、女子シングルスで世界ランキング3位の奥原希望(太陽ホールディングス)がニッチャオン・ジンダポル(タイ)に2−1で逆転勝ちし、シンドゥ・プサルラ(インド)を2−0で下した同2位の山口茜(再春館製薬)とともに準決勝に進んだ。
 男子シングルス世界1位で2連覇を目指す桃田賢斗(NTT東日本、福島・富岡高出)は同8位のアンソニーシニスカ・ギンティン(インドネシア)に2−1で競り勝って4強入りした。
 ダブルスで女子の高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス、宮城・聖ウルスラ学院英智高出)は中国ペアを、永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)は志田千陽(青森山田高出)松山奈未組(再春館製薬所)を退けベスト4入り。昨年覇者で世界1位の福島由紀(青森山田高出)広田彩花組(アメリカンベイプ岐阜)は敗退した。男子は園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)が準決勝に進出した。

◎激闘1時間半

 勝利の瞬間、ラケットを放り投げて両手を広げた。男子シングルスの桃田が、インドネシアのエース、ギンティンとの1時間半にも及ぶ激闘を制した。「試合があと5分長かったら、動けていなかった」と言うほど、力を出し尽くした。
 最終ゲーム、競った中盤で冷静だった。スピードを上げて攻め気を強める相手に対し、ヘアピンや逆を突いたロングサービスでいなす。「(相手が)ラリーを切ろうとしているのが見え、工夫しようと思った」。9−9から3連続、12−11から4連続で得点し、流れを引き寄せた。
 ジュースの末に落とした第2ゲームは余力があり、勝負を決めようと前掛かりになった。ネット際の攻防で後手に回るなど、攻めをかわされた。最終ゲームは積極的な強打が少なかった分、タイミングを外せた。体力を使い果たし、「打たなかったのではなく、打てなかった」という事情も良い方に転がった。
 試合後は互いに抱き合い、健闘をたたえた。同世代のライバルと認めるからこそ、「絶対に負けたくなかった」。世界ランキング1位の強さを示し、2連覇へ視界は大きく開けた。
(佐藤夏樹)


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2019年07月27日土曜日


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