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<土用丑の日>暑さも忘れる たれの匂い

串に刺したウナギを手際良く焼いていく職人=27日午前11時20分ごろ、仙台市青葉区一番町3丁目の大観楼

 土用の丑(うし)の日の27日、仙台市内のウナギ料理店には大勢の客が詰めかけた。店内には香ばしいたれの匂いが立ち込め、食欲をそそる。蒸し暑さが増す中、かば焼きを頬張ってスタミナをつけた。
 青葉区一番町3丁目の老舗、大観楼では職人が午前5時半からかば焼きの作業に追われた。愛知県産のウナギをさばき、炭火でふっくら焼き上げた。持ち帰り用の弁当は通常の10倍以上の約600個を用意した。
 うな重を食べた若林区の主婦村上かつ子さん(79)は「ご飯が見えないくらい身が大きく、柔らかくておいしかった」と笑顔。親戚の増子よし子さん(96)も「全部食べて力が湧いた。長生きできそう」と満足そうだった。
 同店によると、養殖用稚魚の不漁の影響で、仕入れ値が昨年より約1割上がったが、販売価格は据え置いた。遠藤慎一社長(52)は「貴重なウナギを大切に食べて元気になってもらい、景気がうなぎ上りになるよう期待したい」と話した。


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2019年07月28日日曜日


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