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ヒメシロチョウ守ろう 絶滅危惧種調査 気仙沼・小泉小の児童、復興工事現場の津谷川流域で卵確認

ヒメシロチョウの卵などを調べる児童

 宮城県気仙沼市小泉小(児童46人)の3、4年生19人が17日、県や専門家と協力し、東日本大震災の復旧工事が進む地元の津谷川流域に生息する県の絶滅危惧種「ヒメシロチョウ」の調査を行った。葉に産み付けられた卵などを確認した。

 調査は同市本吉町小泉地区の津谷川河川敷であった。チョウの生態に詳しい宮城教育大の溝田浩二准教授や県気仙沼土木事務所の職員が同行した。
 子どもたちは、ヒメシロチョウが食べる「ツルフジバカマ」の葉を調査。チョウが食べた跡や表面に付いた卵を探していた。
 3年の及川武流(たける)君(8)は「白い小さな卵を見つけた。チョウがたくさん育って、小学校まで飛んできてほしい」と話した。
 溝田准教授によると、ヒメシロチョウはツルフジバカマが生える場所に生息。県内では気仙沼市内でしか確認されていない。県は震災の復旧工事で、津谷川河口の約2キロで河川堤防を整備している。
 溝田准教授は「子どもたちにとって、地域の宝をどう守るかを考えるいい機会になった」と話した。


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2019年07月28日日曜日


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