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<ラグビーPNC>日本、開幕戦白星 格上フィジーを下しW杯へ手応え

「ナイストライ!」。前半8分に決めた日本代表・福岡のトライに歓喜する観衆

 ラグビーの国際大会、パシフィック・ネーションズカップは27日、ワールドカップ(W杯)日本大会の会場の一つ、岩手・釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムで開幕し、世界ランキング11位の日本が同9位のフィジーを34−21で破った。対戦成績は日本の4勝14敗となった。
 今年最初のテストマッチとなる日本は、前半8分にSO田村(キヤノン)のキックパスをWTB福岡(パナソニック)が押さえてトライを挙げるなど前半に4トライを奪って29−14で折り返した。
 後半はペースダウンしたが、15分にWTB松島(サントリー)がこぼれ球をインゴールに運んでトライした。5トライを挙げた日本は、4トライ以上に与えられるボーナスを含め勝ち点5を獲得した。
 日本は次戦で8月3日に大阪・花園ラグビー場でトンガと対戦する。
 サモアのアピアで行われたもう1試合は、サモアがトンガを25−17で下した。

日本(5) 34/29―14/21 フィジー(0)
          5―7

◎正確なパス判断も冷静

 W杯イヤー初のテストマッチとしては申し分ない勝利だ。本番まで2カ月を切った中、日本代表のジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は「いいテストになった」と手応えをかみしめる。格上のフィジーからの勝利は8年ぶりとなる。
 15−7の前半23分。SO田村の飛ばしパスを受けたナンバー8マフィが突進からオフロードパス。フッカー堀江はタックルされながらも粘り、最後はCTBラファエレがインゴールへ駆け抜けた。
 合宿での厳しい練習で、体力や技術、連係が向上。重圧を受けた中でも正確なパスを連続してつなぎ、堀江は「(合宿が)報われる。やってきてよかった」と笑顔で話した。
 冷静な状況判断ができたのも好材料。前半12分にトライを奪われると、キックを減らしてボールを保持する作戦に変更。不用意にボールを失う場面が減り、CTB中村は「試合中のコミュニケーションが良くなってきた」と話した。
 2トライを許したモールに対する防御や、攻めあぐねた後半の戦い方など課題も見つかり、チームに慢心はない。ジョセフHCは「まだまだやるべきことはある」と気を引き締めた。


2019年07月28日日曜日


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