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<宮城刑務所贈収賄>メモ使い勤務中の刑務官に要望伝達

宮城刑務所

 宮城刑務所(仙台市若林区)の刑務官と服役中の受刑者らによる贈収賄事件で、宮城県警に贈賄容疑で逮捕された桜井景三容疑者(58)=宮城刑務所に服役中=が収賄の疑いで逮捕された刑務官藤田晋悟容疑者(31)=仙台市若林区古城2丁目=に、紙のメモを使って要望などを伝えていたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。
 他に贈賄の疑いで逮捕されたのは、いずれも東京都板橋区、会社社長桜井克巳(47)、会社員淡路泰雄(47)の両容疑者。
 捜査関係者によると、景三容疑者は大福などの嗜好(しこう)品や自身が関与する会社の資料を持ち込むことなど連絡事項を書き込んだ紙切れを、勤務中の藤田容疑者に手渡していたという。
 藤田容疑者は弟の克巳、知人の淡路両容疑者にメモの内容を伝え、指示された物品を刑務所内に持ち込み、景三容疑者に渡していたとみられる。
 県警は、刑務官と特定の受刑者が頻繁に会話し周囲から不審に思われるのを避けるため、景三、藤田両容疑者がメモを使い連絡を取っていたとみている。
 これまでの調べで、藤田容疑者は景三容疑者に便宜を図った見返りとして、金融機関の口座への7回にわたる入金で現金計138万円を受け取っていたことが分かっている。藤田容疑者は消費者金融などに数百万円の借金を抱えていたという。


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2019年07月29日月曜日


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