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<高校野球宮城>「先手取り力入った」 東北、リード保てず

仙台育英−東北 3回裏、仙台育英に追い付かれ、東北2番手の石森(右から2人目)にマウンドを託す先発古山

 東北は序盤に転がり込んだ主導権を自ら手放してしまった。二回に三つの敵失を利して5点のリードを得たが、三回に四球と失策から7点を失い逆転を許した。先発古山は「先手を取って力が入り、自分の力を出せなかった」と悔やんだ。
 1死二、三塁で5番千葉にストレートの四球を与えると、続く大栄にも押し出し四球。なおも満塁から7番木村は内野ゴロ。一塁でアウトカウントを増やしたいところだったが、併殺を狙った送球がそれて傷口を広げた。「与えずに済んだ点は何点あっただろうか」。富沢監督は自問するように語った。
 それでも直後の四回に3点を奪って再逆転するなど、気持ちを切らさない反撃は見事だった。王者相手に最後まで気後れすることがなかった。
 令和の時代に入っても、ライバルはやはり立ちはだかる。「後輩には育英を決勝で倒して甲子園に行ってほしい」。中西は思いを次世代に託した。
(斎藤雄一)

<継投が遅れた 東北・富沢清徳監督の話>
 打たれるとは予想していたが(7失点した)三回はもう少し耐えられた。継投のタイミングがいつもより遅くなってしまった。

<差はなかった 東北・石川原太陽主将の話>
 想定外のミスが失点につながった。リードしても簡単に勝たせてくれる相手ではなかったが、差はなかったと思う。


2019年07月29日月曜日


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