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<高校野球宮城総評>仙台育英、安定した戦い 東北は守りの野球光る 過酷な夏、継投が鍵に

 仙台育英が67チームの頂点に立った。大会序盤は速球が武器の投手陣でリードを守る安定した戦いを展開。打線も地力を発揮し、3連覇を果たした。
 投手陣は主戦大栄を中心に継投で戦った。3年鈴木千は先発、救援で全6試合に登板。1年伊藤、笹倉も大会を通して成長を見せた。チーム打率は3割4分7厘。大会が進むにつれて調子を上げた。大会序盤から東陵、利府と強豪校に当たる厳しいブロックだったが、終始安定した戦いぶりで勝ち抜いた。
 東北は安定した投手陣を基盤とした守りの野球で勝ち進んだ。打線も3番西田が好調で、好機を確実に得点に結び付けた。決勝はミスが相次いだのが残念だったが、富沢監督になって初めての宮城大会で頂点まであと一歩に迫った。秋以降も期待したい。
 4強の残り2チームは主戦の活躍が光った。東北学院榴ケ岡は、鴻巣が準決勝で仙台育英を五回までわずか1安打に抑える好投を見せた。柴田の平間は準決勝まで5試合のうち4戦で完投し、チームを引っ張った。
 今大会で8強入りしたチームの多くは継投で勝ち上がっている。過酷な夏の大会を戦い抜くには、複数の投手を育てる必要性を改めて感じた。
(大谷佳祐)


2019年07月29日月曜日


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