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<参院選岩手>横沢氏、車いすでの初登院へ準備進む 中央玄関の階段はスロープなし

初登院の際に議員が通る中央玄関。黒い扉の部分にスロープが設置され、車いすでも通行できるようにする

 臨時国会召集が8月1日に決まり、参院では岩手選挙区で初当選した車いすを使う国民民主党の横沢高徳氏(47)に対応するバリアフリー化が進む。初登院では普段閉じられている国会議事堂の中央玄関が開き、2階への階段を上るが、スロープなどの設置は困難。いすごと担いでもらう対応が必要で、初登院ならではの課題もある。
 中央玄関が開くのは、天皇陛下が国会に出席する際や国賓の来訪時、衆参両院議員の初登院に限られる。
 玄関扉には段差があり、くぐった先には2階につながる階段がある。参院事務局によると、扉の段差には折り畳み式スロープを設ける。2階への階段は傾斜があり、スペースも狭くスロープ設置は難しいという。
 車いすの場合、自分の名前が記された登院表示盤のランプをつけた後、車いすごと担がれて階段を上るか、エレベーターがある別の入り口から入るかの選択肢がある。
 横沢氏は車いすごと担いでもらっての登院を検討している。「選挙中もエレベーターがない場所ではスタッフに担いでもらった。大型ではないので対応できると思う」と話す。
 過去には八代英太元郵政相が1977年に参院に初登院した際、中央玄関からの階段を衛視らに担がれて登院した。議事堂2階から本会議場までは段差や階段はなく、議席も段差を経ずに車いすのまま入れる前方の席を活用する。
 参院は、れいわ新選組から初当選した重い身体障害がある船後靖彦氏(61)と木村英子氏(54)の登院にも対応し本会議場の改修工事などを進めた。


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2019年07月30日火曜日


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