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地上イージス再調査の外部委託「意味がない」 秋田知事見解

 防衛省が秋田市の陸上自衛隊新屋演習場への配備を検討している地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」に関し、新屋を含めた候補地の再調査を外部委託するという同省の方針について、佐竹敬久秋田県知事は29日の定例記者会見で「あまり意味のないものと考えている」との見方を示した。
 配備計画を巡っては、同省が新屋を「適地」とした5月末公表の現地調査結果報告書に仰角の数値ミスが見つかるなど不手際が相次いだ。これを踏まえて行う再調査の客観性を保つため、外部委託する方向で調整している。
 佐竹知事は、同省が配備の目安として周辺の山の仰角を10度以下に設定している点を挙げ「10度とはどういう基準なのか。防衛省から説明は全くない」と指摘。そうした疑問が解消しないまま外部委託して仰角を測ることに「あまり意味がない」とした。
 岩屋毅防衛相が16日の記者会見で、再調査を前にして「新屋に安全に配備することは可能」と発言したことについても、佐竹知事は反発。「大臣が調査前にやっぱり適地だと言うのはないだろう。ますますわれわれの態度は硬くなってしまう」と語気を強めた。


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2019年07月30日火曜日


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