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<東京五輪>もがくナガマツ 同じ攻撃型ペアに苦戦

バドミントンジャパン・オープン女子ダブルス決勝でネット際で激しく競る松本(前)と永原。韓国ペアに敗れ優勝を逃す=28日、調布市武蔵野の森総合体育館

 バドミントンの女子ダブルスで、永原和可那(23)松本麻佑(23)組(北都銀行)が苦しい戦いを続けている。東京五輪の選考レースが始まって以降、同じ攻撃型のペアに苦戦する傾向があり、思うような結果が出ていない。「納得できない試合が続いている」(永原)。立て直しが急務だ。

 28日のジャパン・オープン決勝。金昭映、孔熙容組(韓国)の豪打に防戦一方のまま完敗した。準決勝でライバルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス、宮城・聖ウルスラ学院英智高出)に快勝して復調の兆しを見せたかに思われたが不安は解消できなかった。
 五輪レース初戦のニュージーランドOPも準々決勝で同じ韓国ペアに負け、7月中旬のインドネシアOP準々決勝は別の韓国ペアに敗戦。永原は「自分たちと似たスタイルのペアに負ける」と苦手意識を認める。
 ジャパンOP決勝は、永原がショートサーブでミスを連発し、ロングサーブを読まれて先に攻めの形をつくられた。一度守勢になってしまうと、レシーブ力が低く、盛り返すことができない。松本は「守りに自信が持てないと、相手にその気持ちが伝わり、思い切ってプレーされる」と悪循環を自覚。「苦手な相手とどう戦うべきか、もう少し考えたい」と語る。
 昨年は8月の世界選手権で優勝するなど、世界トップレベルの攻撃力で一気にブレーク。今年4月に初めて世界1位となり、重圧もかかる。「自分では感じていないつもりでも、精神的に受けて立ってしまう。気持ちを切り替えても、コートに入ると体と一致しない」と永原。追われる立場の難しさを痛感する。
 最大2枠の五輪レースは、高橋礼、松友組、福島由紀(青森山田高出)広田彩花組(アメリカンベイプ岐阜)と激しく争う。打開策を見いだし、底力を示したい。(佐藤夏樹)


2019年07月30日火曜日


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