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「保育所は2歳児まで」「3歳児からは幼稚園」待機児童解消で新体制 蔵王町、来年度から実施へ

 宮城県蔵王町は2020年度から、町立保育所の受け入れ対象を2歳児まで、幼稚園を3〜5歳児とする方針を決め、29日に町民向けの説明会を行った。待機児童の増加に対応し、充足率の低い町立幼稚園の現状改善を図る。
 町内の永野、宮の2保育所には0〜5歳児186人が通う。定員を21人上回り、待機児童が20人いるという。一方、永野、宮、遠刈田の3幼稚園の園児は、定員420人に対し、4〜5歳児83人で充足率19.8%にとどまる。
 町は、保育所での3〜5歳児の受け入れを取りやめるとともに、2年保育だった幼稚園を3年保育にし、3〜5歳児を受け入れる方針。各幼稚園で預かり保育を行い、最大10時間半対応する。
 町ございんホールであった説明会には約100人が参加。町は、認定こども園を将来的に整備するまでの緊急策である点や、幼稚園と保育所間の児童送迎、幼稚園での給食提供などについて説明した。
 出席者からは「年齢により、きょうだいで施設が変わるのは大変だ」など、保育環境の変化への不安や、方針決定過程で保護者の意見が十分反映されなかった不満の声が上がった。
 町の担当者は「財政事情を考慮しながら保護者の負担軽減に努め、待機児童解消に取り組む」と述べた。


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2019年07月31日水曜日


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