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豚コレラ、備え万全に 宮城県内の建設業者や養豚農家ら対応学ぶ 仙台

豚コレラの発生に備え、初動防疫のポイントを確認した研修会

 県と県建設業協会、県畜産協会は30日、岐阜県や愛知県など全国で感染が拡大している豚コレラの発生に備えた研修会を、仙台市青葉区の県建設産業会館で開いた。県内の建設業者や養豚農家、自治体の担当者ら約200人が参加し、発生時の対応を学んだ。
 県畜産課の担当者は地元建設業者が担う埋却作業のポイントとして、約110キロの肥育豚1頭当たり約0.9平方メートル、180キロ以上の繁殖豚は約1.2平方メートルの面積がそれぞれ必要になると説明した。
 県によると、県内の養豚農家150戸のうち、埋却候補地を既に確保しているのは130戸。18戸が取得予定や調整中としている。2戸は焼却する予定という。
 宮崎県建設業協会の津房正寛常務理事と、宮崎家畜保健衛生所の片山貴志副主幹が2010年に同県で口蹄疫(こうていえき)が発生した際の初動態勢を紹介した。
 津房氏は殺処分する獣医師と埋却する重機が不足したと指摘。「家畜の死を目の当たりにする作業員の心のケアも必要だ」と語った。片山氏は「穴を掘ると地下水が出る場所もある。埋却後も家畜の体液が漏れ出てガスが発生し、その都度対策が必要になる」と強調した。


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2019年07月31日水曜日


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