宮城のニュース

被災の旧教会堂が現地再建 石巻で8月2日から公開

復元された旧石巻ハリストス正教会教会堂

 東日本大震災の津波で全壊した宮城県石巻市指定文化財「旧石巻ハリストス正教会教会堂」が同市中瀬地区に現地復元され、記念式典が30日に開かれた。一般公開は8月2日から。
 教会堂は流失は免れたものの2階まで浸水した。市は2014年に建物を解体し、約1.3メートルのかさ上げ工事を経て昨年9月に復元した。木造2階、延べ床面積166平方メートル。総工費は約1億1000万円で、震災復興特別交付税や全国からの寄付金を充てた。
 亀山紘市長は式典で「市民の心のよりどころとなる復興のシンボル。郷土愛を育む場所になってほしい」と話した。
 教会堂は1880年に同市千石町に建築され、現存する日本最古の木造教会といわれる。1978年の宮城県沖地震の揺れで大きな被害を受け、有志団体が現在地に移築、復元した。


2019年07月31日水曜日


先頭に戻る