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けがの高齢女性保護、高校生2人に感謝状 塩釜署

西舘署長(手前左)から感謝状を贈られる樋口さん(中央)、桜井さん(右)

 塩釜署は30日、路上で転びけがをした認知症の高齢女性を保護した行動をたたえ、男子高校生2人に感謝状を贈った。女性は何度も転倒したとみられ、頭部打撲など複数のけがをしていた。
 2人はともに松島高の3年樋口達也さん(17)=宮城県利府町=、2年桜井颯汰さん(16)=宮城県塩釜市=。自転車で帰宅していた9日午後7時半ごろ、塩釜市宮町の路上で転倒した利府町の80代女性を見て、自宅に送ろうと付き添った。
 その後、女性が認知症ではないかと気付いて対応に困惑していたが、通り掛かった海上保安庁関係者が警察に連絡してくれ、2人は女性や駆け付けた署員と塩釜署に向かったという。
 同署で行われた贈呈式では、西舘禎署長が「見て見ぬふりの風潮があるが、2人のような好青年がいることを頼もしく思う」と述べた。
 樋口さんは「自分の行動で人の命が助かり、うれしい。女性は足をひきずり、ふらふらと歩いて目の前で倒れ、見るからに危なかった」と当時を振り返った。
 桜井さんは「倒れた人を助けただけなのに、感謝されてうれしい。いい経験になった。今後も助けたい」と話した。


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2019年07月31日水曜日


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