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<楽天>2安打完封101球プロ初勝利 ルーキー弓削に大物感

弓削隼人選手

 101球目。最後の打者を打ち取った時も、わずかにほおを緩めただけ。プロ初勝利を完封で飾った東北楽天のルーキー弓削には終始、大物感が漂った。「ほっとしています。一球一球、打たせて取る投球ができた」と胸を張った。
 29人と対戦し、2ボールまで先行したのは3人のみ。生命線のカットボールが低めに決まった。切れ味も鋭く、凡打の山を築いた。
 2軍で磨き直したフォークボール、チェンジアップも、右打者にとって逃げる球となり効果的だった。「プロ入りしてからあまり投げてこなかったが、やっぱりプロは抑えられないと思った。ファームで一から見詰め直した結果が出た」と納得の表情だ。
 前回登板は4月4日。プロになって初めての舞台だった。その時の相手も日本ハム。五回に危機を招き、1死後、勝利投手の権利を残したまま降板した。「悔しかった。借りを返すことができた」と喜ぶ。
 記念の勝利球は両親に贈るという。「前回は(仙台まで)両親が来てくれたが、勝ちをつけられず申し訳なかった。改めて今までの感謝の気持ちを伝えたい」
 平石監督は「いいスタートが切れた。一人で投げ切ってくれたのは大きい」と、10連戦初戦の完封勝利の意義を強調する。ルーキーの頑張りを弾みに、このまま連勝街道を突っ走りたい。
(狭間優作)


2019年07月31日水曜日


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