宮城のニュース

<E番アナの応援席>森原、好救援光る/瞬発力鍛え投球安定

20日のソフトバンク戦で力投する森原。安定感が光る=楽天生命パーク宮城
菅生翔平アナウンサー

 東北はこれからが夏本番です。平石洋介監督が「勝つチームは夏に上がってくる。タフにならないと」と話す通り、ペナントレースを勝ち抜く上で、これからの戦いが非常に重要な意味を持ちます。
 気温が高くなりコンディショニングが難しくなってくる中、リリーフ陣で安定した力を発揮しているのが森原康平投手です。6月は19試合で自責点0と結果を残し、セットアッパーを任されるようになりました。
 開幕前、静岡でのオープン戦で取材した際、森原が高さ1メートルほどのフェンスに正対していました。両足をそろえてジャンプすると、フェンスの上に着地し、上ったり下りたりする反復練習をしていました。
 定期的に会社のある八木山(仙台市太白区)まで自転車で通っている私は脚の筋肉に多少の自信がありますが、一回たりともその高さまで届きません。簡単にやってのける森原は「腹の下の筋肉を鍛える。今年は瞬発力を養うトレーニングを1年間続けたい」。シーズン途中に体力不足を感じたこれまでの経験から取り入れたということでした。
 シーズン序盤はビハインドの場面や試合中盤を任されていた森原ですが、今年は成績を落とすどころか安定感を増しています。現在も瞬発力を養う練習やウエートトレーニングを継続。加えて「食事や休養も含めてバランスよくできている。野球に対する考え方がうまくいっている」と好調の要因を挙げています。
 社会人野球を経て東北楽天に入団。「社会人時代は朝から午後3時まで仕事をした後、夜遅くまで練習していました。会社ではマレーシアに送る書類を作るなどの業務を担当していて大変でした」と振り返り、「今は野球だけに集中できる。楽しくて仕方がない」と言います。
 プロの門をたたき3年目、セットアッパーを務めるまでに成長した森原。どこかサラリーマンの思いも背負って投げてくれているように感じ、これからますます応援したくなりました。
(東北放送アナウンサー・菅生翔平)


2019年07月31日水曜日


先頭に戻る