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雫石事故から48年 遺族ら、墜落現場跡地で空の安全祈る

慰霊碑に手を合わせる雫石事故の遺族

 岩手県雫石町の上空で航空自衛隊機と全日空機が衝突して162人が死亡した雫石事故から48年となった30日、遺族らが墜落現場跡地の「慰霊の森」を訪れ、空の安全を祈った。
 猿子恵久雫石町長、団体客125人が全日空機に乗っていた静岡県富士市の小長井義正市長のほか、全日空や航空自衛隊松島基地の関係者ら約100人が参列。慰霊碑に花を手向けた。
 富士市の無職小山和夫さん(76)は弟の文隆さん=当時(25)=を失った。「犠牲者の死を無駄にしないためにも、事故を語り継いでいきたい」と話した。慰霊の森では来年の五十回忌を前に祈念塔の建て替えと慰霊堂の大規模修繕が進められており、11月下旬に完成する。
 事故は1971年7月30日午後2時すぎ、千歳発羽田行き全日空ボーイング727旅客機と訓練中だった航空自衛隊第1航空団松島派遣隊のF86F戦闘機が雫石上空で衝突して墜落。旅客機の乗員乗客は全員死亡し、自衛隊機のパイロット1人は脱出して無事だった。


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2019年07月31日水曜日


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