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秋サケ回帰 前年度割れか 岩手県予測

 岩手県水産技術センターは、2019年度(9月〜20年2月)の秋サケ回帰予報を発表した。予測値は312万匹(最少178万〜最大447万匹)で、18年度実績の351万匹を1割程度下回る可能性が高いという。
 重量予測は9447トンで、回帰時期は11月下旬が中心となる見込み。県は採卵計画の達成が難しくなる恐れがあるとして、親魚確保への協力を漁業関係者に呼び掛けている。
 水産技術センターによると、漁獲の主力となる4歳魚の回帰数は3歳魚だった時点の回帰数と比例関係にある。18年度の3歳魚の回帰数は8万3000匹と少なく、本年度の回帰予測値を下げる要因となった。
 県のサケ漁獲量は東日本大震災直前の5年間平均で836万匹だったが、11年度以降は240万〜528万匹と低迷している。
 本年度の3歳魚は16年の台風10号豪雨でふ化場が被災して沿岸域の稚魚分布密度が低くなった世代に当たるため、回帰数の減少傾向は来年度も続くとみられる。


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2019年08月01日木曜日


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