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曲がり家「千葉家」隅々まで 修理中の重文一日限定公開 岩手・遠野

解体修理中の千葉家住宅

 岩手県遠野市にある重要文化財「千葉家住宅」で8月4日、「いしがきまつり」が開かれる。石垣の上に立つ小城のような「南部曲がり家」で知られる千葉家住宅は2016年度に大規模修理が始まって公開を休止しており、一日限りの貴重な機会となる。
 目玉は、石垣や建物を解体、修理している現場を文化財修理技術者が詳しく説明する解説会。通常は見られない床下や屋根の構造を確認できる。
 かやぶき屋根の下に敷く「よしず」を編んだり、石臼できなこを作ったりする体験コーナーや、地元の夏野菜を使った漬物の試食販売もある。
 千葉家住宅は、集落の肝いりだった豪農の屋敷で、1830年代に建てられた。老朽化が目立ち、所有する遠野市が約14億円をかけて修理している。公開の再開は2025年度の見通し。
 まつりは午前10時〜午後4時。修理現場の解説会は事前申し込みが必要。解説会以外の時間は自由見学。連絡先は市文化課0198(62)2340。


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2019年08月01日木曜日


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