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縄文の福島 野外で熱演 地元のアマチュア演劇集団

掘立柱建物エリアで演じる劇団員=福島市のじょーもぴあ宮畑

 福島市の歴史などに基づいた創作劇を演じる市内のアマチュア演劇集団「劇団120○EN(えん)」は7月27日、同市岡島の体験学習施設「じょーもぴあ宮畑」で野外公演を行った。
 演目の「縄文悶々土偶恋慕(もんもんどぐうれんぼ)」は、縄文時代晩期の施設周辺の村人が稲作・定住文化を受け入れる過程を描いた作品。野外に復元展示されている竪穴住居や掘立柱建物など3エリアを、劇団員が観客約120人と共に移動しながら演じた。
 劇団は、東日本大震災当時の福島大演劇研究会の学生たちを中心に震災翌月に結成された。現在のメンバーは20〜30代の14人。「福島に住む人々のルーツをたどる演劇集団」として活動している。
 仙台市で昨年11月にあった短編演劇コンクール「東北劇の陣」(日本劇作家協会東北支部主催)で福島市の「おかる地蔵尊」がモチーフの作品「こころ、ころろ」を演じ、優勝した。
 脚本・演出を担当する代表の清野和也さん(29)=団体職員=は「私たちと同世代が次世代に伝えたくなる福島の物語を紡いでいきたい」と語った。


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2019年08月01日木曜日


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